"不言の知識"をインストールする方法
さっきふと思ったんですけど、言葉って土星海王星のようなものだなって。
西洋占星術では、惑星同士の角度すなわち"アスペクト"の中で、もっとも読むのが難しいのが土星海王星だといわれていて。
なぜなら2つは性質が真逆だから。
土星はしっかりした形を表します。
海王星は水を薄く含んだ空気、つまり霧に象徴されるように、ふわふわしてて形がないもの。
この2つが角度を取るって、、、どう読めばいいんだ??( ゚д゚)
とよく言われるわけですが、私はハーモニクスに土星海王星コンジャンクションを持っているからかこのアスペクトに関してはいろいろと具体例が思いつきます。
その1つが言葉!♪♪
言葉って、まず誰からみても同じ形があるじゃないですか。誰からみても、日本語ができる人なら例えば"感謝"という言葉を"かんしゃ"と読むでしょ?
そういう意味で形はしっかりある。
その一方で、同じ言葉をみても、受け取るニュアンスは人によってばらばら。
たとえば"ビジネス"という言葉。これ、人によって受け取り方が全然違います。
ある人は"ビジネス=お金稼ぎできるワクワクするシステム!"と受け取る。
またある人は"ビジネス=ストレス。疲れること、しんどいことをたくさんするので考えるだけで気が重い"と受け取る。
またまたある人は"ビジネス=よくわからないもの。自分とは縁のない"
↑このように、"ビジネス"という同じ形を受け取っても、印象はぜんぜん違うわけです。
嬉しいのか、しんどいのか、空気のような存在として認識するのか…
人が何かを伝えようとするとき、その言葉には細かな感情だったりニュアンスだったりを乗せているものです。そして真に重要なのはそっちのイメージの方だったりする。
しかしながら、人に話して何かを伝えようとしてもある言葉に対して抱いているニュアンスが真逆なためにぜんぜん意図が伝わらないなんてよくある話です。
たとえば、先ほどの"ビジネス"でいうと、
「ビジネスするといいよ」
と伝えた人が"ビジネス=楽しいこと"と捉えていたとします。
一方で受け取る側は"ビジネス=苦しいもの"だと捉えていたら?
ぜんぜん印象変わりますよね。伝える側は楽しいことすればいいよ〜!と伝えてるのに、
受け取る側は苦しいことすればいいよ〜になってるんですから。
このように、形(土星)はしっかりあっても、そこに乗せられている意味(海王星)には形がなく、しかも人によって受け取り方はばらばら…
まさに言葉は"土星海王星"だというわたしの考え、お分かりいただけたでしょうか。
ですから、ここから考えて、人の話を聞いてそこである印象を抱いたとしてもそれを盲信しない方がいいと思うのです。
それは今の話を理解した上で考えると当たり前の話で、要は言葉にのってるニュアンスの捉え方が発信者と異なる可能性があるからです。
まあそもそも伝えようとしてること自体間違ってるってこともありますけどね笑
で、ここから本題。✨
わたしは、世に言う能力っていうのは、突き詰めると感覚のことだと思っています。
絵を描く能力、素敵な文章を書ける能力、投資の能力、人づきあいの能力…
ぜんぶ最後は感覚になっていくものです。
その"感覚"は本来言葉では説明できないもの。
つまり不言の知識。
それを言葉という入れ物にいれて人に伝えようとすると、当然誤差も出てきます。
受け取り手の受け取り方が違うこともあれば、
伝え方がわかりにくいこともあるでしょーが、
まあ誤差は出て当たり前です。だって言葉じゃなくて感覚を伝えようとしてるんだから。
となると、その不言の知識を身につけるにはどうすればいいか?
1つは実際に体験する。
これは、感覚を言葉を介さず直接受け取る方法です。
これができれば一番いいですが、だいたいの情報は今の時代言葉を介して受け取りますよね?
というわけで、すぐにできる、2つ目の方法。
それは言葉でなるべく発信者が言わんとしてることを汲み取りつつ、実際に試してみてその都度修正する。
これが一番!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
身近な例でいくと、ある本を買ったとします。
そこには"感謝が大事"と書いてある。←これ身につけたい!!👀
で、周りの文とかをしっかり読んで、できるだけ著者が言おうとしていることをまずは汲み取ります。
でもそれだけでは頭でわかっただけです。
次のステップは実際にやってみる。
感謝だったらお金もかからないですし、誰でもすぐにできますよね。
それを著者が言う通り、なるべくそのとおりやってみる。
そこで実際やってみて、何かしら結果が出るんですよ。(いいか悪いかは別にして)
この例でいうと感謝をしたら結果こんないいことがありますよ〜ということをおそらく本に書いてるんですね。
そこをみてまずは自分の結果と照らし合わせてみて答え合わせする。
で、それが同じだったら
「!!((((;゚Д゚)))))))ほんとに結果が出た!ということは感謝したら本当にいいことがあるんだ!!」
と確信できます。
もし思ったのと違う結果だったらおそらく著者が言いたいことと自分が受け取ってることがずれてるでしょうから、
違う角度から見てみる!そして再度実行♪♪
もちろん最初とはやり方を変えて!
それが積み重なったら、だんだん感覚になってゆきます。
あ〜こういうことか。って体感でわかります。スポーツみたいなもんですね。バスケットボールが上手い人って、体でバウンドの仕方とか覚えてるでしょ?それと同じ✨
↑↑ここがゴール!
手に入れるべきは頭に詰め込む知識ではなく
こうしたらこういう結果が本当にでる!という確信、すなわち感覚。不言の知識です。